(写真をクリックすると閉じます)
大雪
2週続けて週末は吹雪。車の屋根の雪は20cmほど ですが、ふきだまりができて、車も埋もれかかっています。この数日雪かきができなかったので、郵便配達の方が通った跡が、小道に なっています。

窓からみえるもの
台所の窓から見える雪の山

屋根から落ちた雪の山がだんだん高くなり、軒先まで届い ていました。日中も光が入らず暗いままでしたが、昨日 3月12日は暖かく雪がとけて、軒先との間に空 間ができて光が差し込むようになりました。

3月11日、初めて神戸空港から新千歳空港行きの飛行機に乗りました。離陸して淡路島を見ながら右に旋回すると、遠くに大山が見えると思ったら、すぐに日 本海。ほんと、ジェット機ははやいぞ。天橋立も見えました。
能登半島をすぎて北上すると雲が厚くなりました。下北半島付近で雲の切れ間から地上がのぞきました。

つらら
姫路市周辺、家島諸島、小豆島、遠くに四国も見えます

つらら
中国地方の最高峰、大山が中央上よりに見えます

豊岡市から久美浜
豊岡市(左端)、久美浜(中央付近)
海の上にはひつじ雲が浮かんでいます。ジェット機の高度(約1万メートル)では成層圏も近く、上空は濃い藍色です。

つらら
天橋立(右下)と加悦の里、上部には久美浜

能登半島
能登半島

下北半島大間崎付近
下北半島大間崎あたり

3月8日から数日間、神戸大阪に滞在していました。3月 9日は大陸から黄砂がきました。10日は雨が降り、寒冷前線が通過してすごく寒くなりましたが、空気がすっかり入れ替わったようです。上のように、11日 は快晴となり、飛行機から地上が良く見えてラッキーでした。

今回の黄砂は関西地方までだったようです。ときには黄砂が北海道にまでとどくこともあります。離れていても、大気をとおして、大陸とつながっているのです ね。

黄砂のなかの東神戸大橋
黄砂のなかの東神戸大橋(阪神高速5号湾岸線)
左手の丸いのはポートアイランドの神戸大橋、右手には六甲山地の西側が見えています

(2013.3.18追加)
 2012年から2013年にかけてのこの冬の札幌は、寒くて、雪が多いだけです。17日オステルヨートランド 羊毛紡績のウッラ・カーリンさんと電話で話しましたが、スウェーデンでも寒くて、雪が多いとのことでした。

 加えて札幌のこの冬は、空が雲に覆われることが多いという印象もあります。1970年代の後半、学生時代を札幌で過ごしました。当時の冬は、雪も多く、 雪が降っていないときでも曇っていることが多く、太陽を見ることが稀だったと記憶しています。ここ10年ほど、札幌では冬でも快晴になることが多く、冬で も太陽光発電が可能ではないかと考えていました。気象は大きく変化するものだとの印象が強いですね。

 ちょうど今、夕方の西空にパンスターズ彗星が観測の好機を迎えています。パンスターズ彗星は、10日に太陽にもっとも近づき(近日点通過)、以後太陽か ら離れるにつれだんだん暗くなり、見るのが難しくなっていきます。10日以降、夕方の西の空を確認していますが、曇りまたは雪の日が続き、晴れたのは12 日だけです。12日も地平線付近に雲があり、パンスターズ彗星は確認できませんでした。準備をして待ち続けていれば、そのうち、好機も訪れるでしょう。宇 宙(そら)の星を見るには、その時その方向が晴れることを願うだけですが、準備をして待つことの大切さを学べるように思います。多忙な日常から一時離れ、 宇宙(そら)を見上げてみませんか。